「お仕置きだからね」

 

「ルカぁ〜〜ごめんなさいできるから」

「やだ」

「やぁ〜 ちゃんとするから」

「お仕置きいらない」

 

「カリンちゃんとごめんなさいできるから」

 

「やあなの」

 

「やだやだやだだやだ」

 

 

 

ひょいと地団駄を踏んでグズルカリンを抱きかかえて膝の上に乗せる。

やれやれ

 

こうなったら、なんの話をしてたかさえもう分からなくなってるよな。

 

柔らかい髪。

子供特有の熱を放ってる体温。

そっと愛しむように髪をなでてると、ふと根負けしそうになる・・・。

 

さてと

 

「お昼寝の時間に勝手に遊びに行ったら駄目だろうが」

「いけないことだと分かってて悪いことしたんだから、当然お仕置きだ」

 

「黙っていなくなるなんて、もう絶対にするんじゃないぞ」

 

 

 

 

「・・・ルカ・・怖い」

 

「怖いのヤダ。やだやだやだあああ」

 

「怖いのは悪い子だからでしょ」

「いい子のカリンは悪かったって反省してるよな?」

 

 

 

「してるっ」

「あーん。るかぁ」

 

やれやれ。シャツがタオル代わりのコースか。

今日はよっぽどお仕置きが嫌とみえる。

 

「カリンはいい子」

ゴソゴソと顔を俺の胸の辺りにこすり付けて小声で呟く。

可愛い抵抗しても、見逃すわけにはいかないんだよな。

 

「じゃあ、痛いのちゃんと受けなさい」

ひょいと膝にうつ伏せにして、問答無用で開始する。

 

「わーーん。るか。ルカ」

「一人で行動しないね?」

「しない」

「お尻痛いよ〜」

 

「いつごめんなさいするの?」

 

「ごめんんささい・・・ したあああああ」

 

やれやれ

パンツを下ろしたまま、膝から下ろしてカリンの顔をまっすぐ見る。

お尻出して立たされてる事を分からせるため、軽くペチンと叩く。

 

「ルカ。ごめんなさい」

「よし。いい子だ」

 

ニッコリ笑って、赤くなったお尻に下着を戻してやる。

安心しきったチビを甘えさせてやる。

 

珍しく、随分駄々をこねたのは、反抗期だからなのかな。

子供特有の体温をふただび意識する。

 

 

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