うーん?この硬い感触はまさか、眼鏡? 

 

うわっ!

 

フレーム歪んじゃってるよ。

自分じゃ戻せないほどに曲がっちゃってる。

修理はこっそり出せばいいけれど、

朝、眼鏡してなかったら、多分ばれるだろうな。

修ちゃんて見ていないようで、本当に良く見ているからなあ。

 

 

「尚美、眼鏡は?」

「あ、うん。」

「あ、うんじゃなくて、どうした?」

 

 

 

さっさとコンタクト入れて、ごまかそうとしたけれど、駄目か。

朝は絶対眼鏡だからなー。しかも休日。

外出する事無かったら、ずっと眼鏡しているはずの日だもん。

 

「修ちゃん今日もいい天気だね。」

首に抱きついてごまかしてみようとしたんだけど。

「尚美、目をみて答えなさい。」

て引き剥がされて正面に修ちゃんの顔。うーん。八重歯は見えてない。。。

 

「ちょっとツルが曲がっちゃったの。」

 

「どうして曲がって?」

 

「えー。いいじゃん。」

そっぽを向いて、ちょっと拗ねてみる。

 

「よくない。いいなさい。」

駄目か。

 

 

怒られちゃうよ。

 

仕方ない。正直にいうか。

「起きたらね。体でふんじゃって。」

 

 

 

 

「それはだらしない。ってことじゃないのか?」

 

うーんそうとも言う。ていうか、そんなに間を空けなくったっていいのに。

 

「まあ、そう。かな。」

「懲りない人だね。そのだらしの無さは。」

 

「修ちゃん、まさかお仕置きしないよね。今日は休日でしょ。」

「はい。今日は休日ですが、お仕置きはいたしますよ。」

 

ゲ。あっさりと否定か。ちょっとは考えてくれたっていいのに。

 

「膝の上に来なさい。」

「だってえ。お出かけするかもしれないじゃん。」

「尚美は自分でさらにお仕置きを酷くするつもり?」

 

「いいえ。違います。」

そういってしぶしぶ膝の上に乗る。

パチーン パチーン

パジャマのズボンはあっさりと下げられ、

下着ももちろん、ももまで下げられて、お仕置き開始。

 

パチーン パチーン

 

「よく、電気もつけっぱなしで寝ているようだから、それも一緒に反省しておきなさい。」

 

パチーン パチーン

 

「ちゃんとする。本当にちゃんとしますから。」

 

「もうちょっとお仕置きしておいたほうがいいね。」

パチーン パチーン

パチーン パチーン

「眼鏡屋さんいって椅子に座れなかったら困るよー。」

「困る事しでかした原因については、反省なしか?」パチーン パチーン

 

パチーン パチーン

「してる。反省してます。」

「修ちゃん、いたーい。いたいー。」

朝の寝ぼけた体にはきつい。嫌でも意識がはっきりしちゃうっつーの。

 

「修ちゃんいたいー。目玉焼き作ってあげるからー。」

手が止まった。

「尚美、交換条件出すなんていい根性しているね。たっぷり痛い思いをしなさい。」

 

「そんな事いう奥様には厳しくしておく必要がある。」

パチーンパチーン

「うわー。めちゃくちゃ痛いよー。」

もがいても許してもらえず、飛び切り痛い10発が終わるまでは一切手を止めてくれなった。

「ごめんなさい。」

「いたーい」バタバタ足をばたつかせても止めてくれない。

 

パチーン パチーン

 

パチーン パチーン

 

「お行儀が悪い子がどうなるか知らないわけではないだろう?」

 

上から降ってくるのはありがたくないお言葉のみ・・・。

今日は日ごろの愛をいっぱいに表現する日だよ〜。

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